料理

燕家の食卓 ~カレー2~

     

日本人に馴染み深いカレー第二弾。
今回のカレーも我が燕家代々伝わらない「こんな感じなら美味くなるはず!」の精神で作り上げたものになります。うまいぞ!

材料

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・牛赤身すじ肉(生肉 600g)
・玉ねぎ(大/Lサイズ 2個)
・じゃがいも(煮崩れしやすい品種・中/Mサイズ 2個)
・にんじん(1本)
・カレールウ(10~12皿分)
ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め(大さじ1杯、以下「ネスカフェコーヒー」)
S&B カレープラス ブーケガルニ(中袋 2枚、以下「S&Bブーケガルニ」)

※コーヒーの苦味が苦手な場合はコーヒーを入れない。
※カレールウは中辛。甘口でも美味しい。


下ごしらえ

・2リットルほどの湯を沸かし、牛すじ肉を入れ、火が通るまで煮込む。
・火が通ったら湯を捨て、牛すじ肉を2回ほど水で洗う。
・鍋に水を3リットル程度、洗った牛すじ肉、S&Bブーケガルニを2袋入れ、中火で煮込む。

・沸騰したら弱中火に火力を弱め、グツグツしない程度(おおよそ90度くらいの湯温)で2時間ほど煮込む。アクが出たらアクを取り除く。
・2時間経ったらS&Bブーケガルニを取り出し、火を消して粗熱を取る。
・粗熱が取れたら牛すじを皿に取り出す。茹で汁は捨てないこと!
煮込んだ茹で汁は、牛すじ肉の旨味が濃厚なので出汁として使える。
 
・茹で汁が常温になったら冷蔵庫で鍋ごと冷やす。冷えて固まった牛脂を取り出すため。

●牛すじ肉はカレーに使い切らない分は水分を切り、ジップロック等の密封袋に入れて空気を抜き、冷凍庫へ入れて保管する。1ヶ月を目処に使い切る。

・牛すじ肉が冷めたら5~10mmの幅で切る。長さはお好みで。
・玉ねぎは細めのくし切りにする。
・じゃがいもは10mmほどの角切りにする。
・にんじんは10mmほどの角切りにする。


作る

・下ごしらえで冷蔵庫に入れておいた鍋を取り出し、牛脂を集めておく。
・別の鍋に牛脂を入れて中火で熱し、溶けたら玉ねぎを入れて焦がさないように炒める。

・玉ねぎに火が通って透明感が出たら切った牛すじ肉を入れて炒める。
・2分ほど炒めて「玉ねぎと牛すじ肉が馴染んだなー」と思ったらじゃがいもとにんじんを入れる。

・カレールウの箱に書かれている水のうち、8割が下ごしらえの出汁、2割が水の分量で鍋に入れる。
(例)箱に書いている水の量が1400mlの場合は1120mlの出汁を入れる。
(例の計算式)1400×0.8(80%)=1120
・じゃがいも、にんじんが柔らかくなるまで煮込む。余分な油とアクが出たら取り除く。

・材料が柔らかくなったら火を止め、カレールウを割り入れ、ネスカフェコーヒーを入れる。
・カレールウが溶けたら弱火で火をつけ、とろみが出るまで煮込んだら完成。


牛すじ肉はカレーの他におでんなどの煮物、お好み焼きや焼きそばなどの粉物、焼き飯など色々使えるので、下茹でしたものを冷凍庫に入れておくとすぐ使えて便利。
茹で汁も濃厚な旨味が出るので、油分を取り出したものを清潔なボトルに入れて保管しておくと、色んな料理に使えて便利。煮物だけでなくチャーハンの風味付けとかにも使える。
ただし牛すじはそのままだと匂いがきついので、生姜やネギなどを茹でるときに入れて臭みを取る。今回は面倒だったのでS&Bブーケガルニを使用した。これはこれで香り付けもできたのであり。
馬鈴薯や人参を小さく切るのはカレーに溶けやすくするため。男爵いもは熱を加えると崩れやすいがホクホクした食感になるためちょうどいい粘度でおいしい。
煮崩れやじゃがいものデンプンでドロッとしたカレーが苦手な方は、メークイーンなどの崩れにくいものを使います。

結論

おいしい!(デデーン!)